
今まで、動脈硬化の原因は「コレステロール」のみだと考えられてきました。しかし、このコレステロールを酸化して、病気の元々の原因である血栓の元を作っているのが、「ホモシステイン」であることが最近になって新たに発見されたのです。
そもそも、ホモシステインという物質は、アミノ酸の一種で、体内には比較的自然にできる物質なのですが、このホモシステインのリサイクルに必要なビタミン(葉酸、ビタミンB6、ビタミンB12)がいったん不足すると、ホモシステインは体内にあふれてしまい、体内で悪さをするようになります。
例えばアメリカでは、このホモシステイン値が高いほど心臓病のリスクが高まったり、早死にしたりするという調査結果もあります。こういう先進的な調査をもとにアメリカでは、「葉酸」を効果的に摂取して健康に役立てるという働きがずいぶん昔から一般化しており、葉酸を摂ると血中のホモシステイン濃度が下がることがアメリカ政府から発表されて以来、葉酸入りの食品なども一般的になっています。
たとえば町で普通に売られているシリアル、パン、パスタ等でも、特に意識せずとも知らず知らずのうちに葉酸を取ることができるようになっています。その働きの結果、アメリカ人の血中ホモシステイン濃度を下げることができたとの報告もあります。
ただ、葉酸はビタミンB群と一緒に摂ることで吸収をよくすることができるため、サプリメントを利用して、ホモシステインのリスクを抑えるには、葉酸だけでなく、ビタミンB6、ビタミンB12を同時に含んだものを選ぶことをおススメいたします。