
舌炎とは、舌に炎症が起こっている状態を指して言います。原因は様々で、局所的原因と呼ぶ、歯の補填物やとがった歯が口の中の粘膜に触れてできる外傷性の場合やビタミンBの不足や自律神経失調など後天的なものだけではなく、先天的なもの(正中菱形舌炎など)などのほかに貧血などの恐ろしい病気が潜んでいる場合もあります。
舌炎は例えて言うなら口内炎の症状が舌の上で発症したような感じになります。舌炎には、カタル性、アフタ性、地図状、ハンター性、潰瘍性の種類があります舌炎の主な原因は、外傷性、やけど、エイズやヘルペスウィルス、イチゴ舌、細菌感染、ビタミンB12欠乏、鉄分の不足、貧血、ニコチン酸の欠乏などが考えられます。
また、服用している薬が原因で発症することもあります。また葉酸やビタミンB12の不足が原因でおこる悪性貧血では舌に「ハンター・メラー」という舌炎が出来ることがあります。発症した直後は舌が赤くなっていて熱をもった感じがありますが、次第に萎縮して赤く滑らかな平滑舌と呼ぶ舌となります。
同じく葉酸の欠乏で起こる病気の鉄欠乏性貧血でも、「プランマー・ビンソン症候群」という悪性貧血と同様な病変が見受けられます。症状として大小さまざまな水疱が全身に出来ますがとくに口の中に顕著に出来ます。治療の基本としてはステロイド剤の服用となります。
たかが舌炎だなどとあなどらず、何も処置しなければ高率で死亡する病気でもありますので、直りにくい口内炎が出来たときなどは自己判断に頼らずに必ず医者にかかり処置をしてもらうことをおススメいたします。