
「葉酸が減ったくらいで重篤な病気にはならないだろう」と葉酸についての情報がまだ少ない私たちは思いがちですが葉酸不足も日々積み重なると恐ろしいことになります。正常な細胞の生成に大きく関わる葉酸は、癌細胞にも大きな関わりがあるのです。
がんの発生理由である「DNAが間違った遺伝情報を持つDNAとしてコピーされた」場合、葉酸が不足していると修正できずに突然変異を起こしてがん細胞になることがあります。
がんの中でもとくに結腸癌は欧米に多い癌ですが、近年では日本でも欧米化された食生活のせいで患者数数は増えています。原因としては野菜嫌いやスナック菓子の摂取過多のせいもあるかもしれませんが、食物繊維の摂取量の低下、また動物性脂肪の摂取が増加したことが結腸癌が増えた原因として挙げられます。直接の原因としてそのために硬くなった便が腸壁を傷つけたり、便秘になることで大腸癌になる確率が高くなっています。
この結腸癌を予防する最善の方法は生活習慣を正常に戻すことです。バランスの取れた食生活は体内バランスを整え、便通も良くします。また、葉酸は癌にかかりにくくしたり、予防する作用があるので、ほうれん草やレバーなどの葉酸を多く含む食品も積極的に摂取することを心がけたいと思います。
また葉酸は胃や腸の粘膜の強化に効果を発揮するので、腸の壁を強くし、腸内の環境を整えることは結腸癌予防にも効果的です。また、葉酸の必要量の摂取ができている母親の子供は、そうでない母親に比べて小児癌の発生率が抑えられるとまで言われています。小児癌を発症する癌細胞は胎児のうちに形成され、生まれてくるので、妊娠中に葉酸を取り始めても遅すぎるのです。