
非常に注目すべき検査結果として、日常的にビタミンB 群や葉酸を多く摂取している人々は、アルツハイマー病になるリスクが低いことがわかりました。葉酸は食品では、緑黄色野菜、豆類、柑橘類、全粒穀物、レバーなどに多く含まれます。また、意外に思われるでしょうが、肉にも豊富に含まれています。
また、料理にあまり手をかけられないという方向きには手軽に摂る事のできるビタミンを総合的に摂ることのできるマルチビタミンのサプリメントも販売されています。アメリカにおいて平均年齢75歳の調査が行われましたが、追跡調査期間に、モニターサンプルである965人中192 人がアルツハイマー病を発症するという結果が出ました。
最も葉酸の摂取量が多い上位 25 パーセントの人々は、少ない人々と比べて、アルツハイマー病のリスクが半分の二分の一になりました。 葉酸は、タンパク質や細胞の生産に必要なDNAの合成にとても重要な栄養素です。葉酸は、身体が、いったんタンパク質を消化吸収して、利用するのを補助します。
また新しいタンパク質を合成するために、ビタミンB12 やビタミンCと一緒に働きます。したがって葉酸の摂取レベルが高いほど、ホモシステインのレベルが低くなるという発見は、間接的に、ホモシステインの低いレベルに保つことによって、葉酸の高い摂取レベルとアルツハイマー病の低いリスクとの相関関係があるという可能性を示しています。
葉酸の摂取量を増やすことが、アルツハイマー病の予防に役立つと多くの研究が述べています。